本年度も、本校は、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)に採択され、12月7日に公開成果発表会が行われました。
Ⅰ年生は、豊田工業大学・奥矢作森林塾・核融合科学研究所との連携型学習講座、Ⅱ年生は、三重大学工学部・三重大学生物資源学部と連携してグループ別連携学習講座がそれぞれ開講されました。
Ⅰ年F組は、まず、豊田工業大学にて「植物から太陽電池をつくる」という植物の色素を用いた実験実習を行いました。次に、奥矢作森林塾にて、「人工林と原生林」の違いについて学び、実際に森の中での間伐体験を行いました。それから、核融合科学研究所にて「電磁波とプラズマ」と「環境放射線」についての実験実習を行いました。
Ⅱ年F組はENG班とBIO班に分かれ、それぞれ三重大学工学部、三重大学生物資源学部にて実験実習を行いました。
ENG班は三重大学工学部にて、「風力発電」と「太陽電池」をテーマに、フィルタ回路と呼ばれる回路作成のシミュレーションなどを行いました。
BIO班は三重大学生物資源学部にて「地球史とエネルギー」についての講義を受講し、観察などを行いました。
また、三重大学生物資源学部の練習船「勢水丸」に乗船し、塩濃度や水温の測定、採泥といった海洋調査実習やラジオゾンデを用いた気象観測実習を行いました。
発表会の最後には三重大学の坂本先生、山村先生、山田先生よりご講評をいただきました。