今年度も高田高校は、科学技術振興機構の「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(講座型学習活動支援)」(SPP)に採択されました。夏季休業中を中心に大学等での研修に参加します。8月2日(木)~3日(金)に三重大学生物資源学部の勢水丸に乗船し、伊勢湾(松阪周辺海域)の水質、低泥、生物の調査実習を行いました。
現在の伊勢湾の実態を体感し、貧酸素水塊の発生をはじめとした水質汚濁の問題や湾内の健全な生態系の維持について考察します。また、実際の海洋観測を体験することにより、科学への感心を高めることを目的とています。
三重大学生物資源学部 助教 山田二久次先生を主講師にお迎えし、勢水丸船長以下多数の乗組員の先生方や地球環境管理学研究室の皆様にご指導いただきました。
安全指導、船内オリエンテーションのあと、昼食をいただきました。
CTDオクトパスシステムです。溶存酸素濃度、光強度、濁度、クロロフィル量などを測定します。海水面の水温は手動で測定しました。
溶存酸素濃度は、DOメーター(溶存酸素濃度測定器)でも測定しました。
ブリッジでは、同時並行して、CTDのオペレーションをマイクで指示します。パソコン操作も行います。
デッキの様子は、モニター画面でも確認できます。最後に山田先生からまとめの講義を受けました。