今年度も高田高校は、科学技術振興機構の「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(講座型学習活動支援)」(SPP)に採択されました。12月15日(土)にすべてのグループによる公開成果発表会を行いました。
今年度も高田高校SPP講座公開成果発表会を開催しました。今年度は数理コースだけでなく、6年制コースや文理コースにも対象を広げ、講座を実施しました各グループそれぞれが、全部で10本の成果発表を行いました。
Ⅰ年生F組は、3つのテーマで講座に参加しました。先ず、豊田工業大学にて、「植物から太陽電池をつくる」をテーマに実験実習を行いました。
次に、奥矢作森林塾にて、「人工林と原生林」について実際に森の中で間伐の体験を行ったり、原生林を散策したりしました。3つ目は核融合科学研究所で、「バーチャル・リアリティ実習」と「真空実験」に参加しました。
Ⅱ年D組は、三重大学工学部にて、「風力発電と太陽電池」をテーマに、実験や実習、シミュレーションや解析を行いました。
5年生は、三重大学生物資源学部で、「ラジオゾンデによる気象観測」実習を行いました。実際にラジオゾンデから送られてくるデータをもとに、大気の様子や雲のできる仕組みの解析を行いました。
Ⅱ年D組の別のグループは、三重大学生物資源学部で、「植物の環境応答」の実習を行いました。気孔コンダクタンスの測定を行いました。
Ⅱ年B組、C組は、三重大学生物資源学部の練習船「勢水丸」に乗船し、伊勢湾の海洋調査の体験を行いました。各グループは、実習の成果をポスターにまとめました。
Ⅱ年D組の別のグループは、三重大学医学部で、「細菌実習」を行いました。薬剤耐性菌のできる仕組みなど、細菌について詳しく学びました。
5年生のグループです。三重大学医学部で、「血液実習」を行いました。
血液型の判定や組成について学び、DNAを抽出し、特徴を捉える実験などを行いました。
また、鳥羽水族館にて、ウニの発生の観察実習を行ったグループもあります。実際に卵から幼生までの変化を顕微鏡で観察しました。