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8月12日(金)~8月13日(土)鈴鹿青少年センターに於いて、平成23年度の高Ⅰ学年夏季学習合宿が、「学習に必要な基本的な力の向上」「学習スタイルの確立」を目的とし、1泊2日の日程で行われました。
目標・目的
1.学習に必要な基本的な力の向上
学習するための力をつけることで、今後の高校生活がより豊かなものになり、日々の学習がより効果的なものになります。今すぐ、学校のテストで効果が現れることは無いかもしれませんが、心身の深層に今後の学習の推進力となるであろう基本の力を培うことが大切です。
「なぜ学ぶのか?」学習の基本的な姿勢を身につけるため、1泊2日間で宿泊学習を行います。あいまいな学習スタイルでは「本当の学力」は身に付きません。自分の頭でしっかり考えて疑問を解決すること、また、解決のために持続的に考え続けることが大切です。「納得し、理解する」ことを「ごまかさずにしっかり行う」ことです。そして、大学入試に備えるために十分に反復練習を行うことが大切です。宿泊学習終了後は、ここで体験したことを、各自で日々続けていって、本当の学力を身に付けて欲しいと思います。
2.夏期講習(補習)と合宿の違い
夏休みには夏期講習という学力向上の機会があります。夏期講習と夏休みの学習合宿との違いは何でしょうか。
クラブ活動では、よく合宿を行います。普段の練習や強化練習だけでなく、あえて合宿を行います。それは、合宿によってのみ強化できるものがあるからです。夏期講習もその役割を持っていますが、合宿はさらに生活環境までも目的に合わせたものにします。合宿は日常から離れて課題に没頭し、仲間とともに同じ目標に向かって一点集中で取組むことができるので大きな効果をもたらします。
3.学習スタイルの確立と学習体力(集中力と気力)を養う夏季宿泊学習の目的
目的を明確にすることで、集中力は発揮されます。
(1)学習体力づくり
今回の宿泊学習では、英・数・国の集中講義を行い、予習の仕方、授業の受け方、復習の仕方を再確認し、長時間集中して取り組むことにより、学習の基礎体力作りを行います。高校3年間で効率良く学ぶためには、いかにして毎日の授業を集中して受けるかにかかっています。授業を100%理解するためには、予習と復習はかかせません。特に、2学期以降は授業のスピードも上がります。こなさなければならない量も増えますので、学習の体力が重要となります。
(2)学習スタイルづくり
また、今回の宿泊学習では、各自が自分の学習スタイルを確立し、3年間を通して自律的に学ぶための方法を、身につけることも目的としています。この宿泊学習で「予習→授業→復習」の学習リズムと、集中力、長時間学習を続けるペ-スを体験し、日頃の家庭学習に活かしてほしいと考えています。今のうちにしっかりとした勉強の仕方を知っておくことが大切です。
「与えられて学ぶ」だけではなく「自ら求めて学ぶ」ことを大切にしていきます。そして、それをともに学ぶ仲間と行うことは、励みになります。今回の合宿では「グループ学習」の時間を設定しています。この時間を有効に使うことにより、友達の勉強の姿勢から学ぶことができます。また、分からないことを質問したり、「わかる」とはどういうことかなど、本質的な学びを体験してください。
この宿泊学習で得た成果を2学期以降の日々の学習活動に取り入れてください。必ず第一志望は実現できます。正しい方法で持続的に取組むことが大切です。
4.今回の宿泊学習のポイント
学習活動(授業)
グループ学習(自主学習)