7月25日(月)~27(水)の2泊3日で、2011数理コース探究学習プログラムの校外宿泊学習が、行われました。
豊田工業大学で、「色素増感太陽電池」~植物から太陽電池を作ろう~をテーマに、太陽電池についての実習を行いました。午前中は、電極付のガラス板に酸化チタンの薄膜を形成し、そこに紫キャベツやナスなどの植物からアントシアニン系の色素を抽出し塗布しました。午後は、完成品の電流電圧特性を測定しました。全員が一人一個の太陽電池を完成させることができました。最大で0.46V-26mA出たものがありました。自分の作った太陽電池が実際に発電できたことは、大変感動でした。
7月25日(月)~27(水)の2泊3日で、2011数理コース探究学習プログラムの校外宿泊学習が、行われました。
奥矢作森林塾で、「森の健康診断」~人工林と原生林の生態系~をテーマに、実際に人工林と原生林に入り、実習を行いました。午前中は、人工林でまずその空気感を体感しました。その後山の斜度や方角、枝や樹木の込み具合、下草の量や数、腐葉層の厚さ等を測定しました。午後は、800年の原生林で午前中の人工林との違いを実感するとともに、人工林での間伐の重要性を考えたり、腐葉層の厚さの違いを実感しました。実際に森の中での貴重な体験をすることができました。
7月25日(月)~27(水)の2泊3日で、2011数理コース探究学習プログラムの校外宿泊学習が、行われました。
核融合科学研究所で、「電子顕微鏡」「コンピュータシミュレーション」「環境放射線」をテーマに、3班に分かれて、実習を行いました。午前中は、核融合科学研究所の施設見学を行いました。規模の大きさに圧倒されました。電子顕微鏡班は原理の説明、実際の操作を行うことができ、話にはよく聞く電子顕微鏡の実際がよく分かりました。コンピュータシミュレーション班は、カオス理論をシミュレーションにより、視覚化する実習をおこないました。パラメータのほんの僅かな変動で未来が大きく変わるカオスを体験しました。環境放射線班は身近なものが発生する放射線を実際に測定しました。昆布ふりかけなど、意外なものが放射線を出していることがわかり、興味が深まりました。
2011/8/2(火) 濱口